音楽を使った遊びをする赤ちゃんは、言語能力を習得するのが早いということが、4月25日に研究で示唆された。アメリカの研究者たちは、一連の遊びのセッション中に、おもちゃとトラックで遊んでいた生後9カ月の赤ちゃんを、リズムを奏でる練習をしていた赤ちゃんと比較した。研究者たちは、音楽を使って遊んでいたグループは、言語の習得において重要なスキルであるパターンの検知に関連のある脳の分野により活発な動きが見られたことを発見した。「このことは、早い段階で音楽の経験をすることは、認知能力において広範的な影響が大きくなる可能性があることを意味している」と、筆頭著者でワシントン大学の研究者クリスティーナ・ザオ氏は述べた。