恐竜は、およそ6600年前に小惑星の衝突が恐竜を消し去るずっと前に(個体数が)減少していたと、新しい研究が明らかにした。
『米科学アカデミー紀要』に掲載されたその研究で、研究者たちは、世界中の化石の記録を綿密に調べ、統計学的な分析をした。これによると、恐竜のさまざまな種が、小惑星が衝突するまでの少なくとも4000万年の間に、新個体が出現するよりも速いペースで絶滅に向かっていたことが示された。「我々は、この結果を予期していなかった」と筆頭著者で、イギリスのレディング大学の古生物学者、マナブ・サカモト氏は述べた。