アメリカのバラク・オバマ大統領は、核兵器のない世界を追求する決意を新たにするため、アメリカの現職の国家元首による初の広島訪問を、5月27日に行なうと、日米両政府が5月10日に発表した。
オバマ大統領によるその原爆を投下された都市(広島のこと)への予定されている訪問は、アメリカの指導者が71年前の核兵器による攻撃について謝罪するということよりも、核軍縮に向けた未来志向の姿勢を推進するためのものとなるだろうと両政府は述べた。
そのアメリカの大統領(オバマ大統領のこと)による安倍晋三首相との広島訪問は、「核兵器のない世界の平和と安全をこれからも継続して追求していく(オバマ大統領の)姿勢を強化するだろう」と、大統領官邸は声明で発表した。安倍首相は、1945年にアメリカの原子爆弾で壊滅された都市(広島のこと)へのアメリカ大統領の訪問を、核兵器のない世界の実現に向けた大きな一歩として歓迎すると語った。
広島と長崎へのアメリカの原爆投下を生き延びた人々と地方政府の職員たちは、その発表を概して歓迎しているが、原爆を投下されたその都市(広島のこと)へもっと早く訪問すべきだったと言う人もいる。
オバマ大統領は、日本で2日間にわたって開かれるG7首脳会談が終わる日にその訪問(広島訪問のこと)を行なう。