熊本県の公式マスコットである人気者の黒いクマのくまモンは、2つの大きな地震が熊本県に壊滅的な被害を与えた3週間後となる5月5日に仕事に復帰した。5月5日は子どもの日だったため、くまモンは益城町の展示会場グランメッセ熊本に姿を表して子どもたちを驚かせ、喜ばせた。グランメッセ熊本では、今も多くの人々が地震がまた起こる恐怖のため、夜間、車の中で眠っている。
5歳の少女の荒木涼羽さんは、くまモンの大きなお腹に触った後満面の笑みを浮かべて「ふわふわしてる。かわいい」と言った。母親の梨絵さんはそのマスコット(くまモンのこと)の再登場(活動再開のこと)を歓迎して、熊本県には、くまモンが子どもたちをもっと笑顔にできるようにくまモンをもっと活用してもらいたいと語った。
4月14日のマグニチュード6.5の地震の後、熊本県では救助活動に集中するため、テレビ番組や公共のイベントへのくまモンの出演予定を全てキャンセルしていた。