グーグルの「クローム」は5月2日、インターネット閲覧ブラウザーのトップに輝き、マイクロソフトの「インターネット・エクスプローラー」の長きに渡る君臨を終わらせた。ネットマーケットシェア(インターネット閲覧ブラウザーなどの利用率シェアを調査・公開しているウェブサイト)は、「クローム」が4月に、デスクトップのインターネット閲覧ブラウザーのシェアにおいて41.7%を占め、インターネット・エクスプローラーのシェア41.3%をわずかに上回ったと計算した。この市場調査会社(ネットマーケットシェアのこと)によると、モジラの「ファイアフォックス」は3位で10.1%だったという。モバイル端末からインターネットにアクセスする閲覧ソフトウェアの使用に関しては、「クローム」が市場の49%をやや上回るシェアを持った。
4月にマイクロソフトはソフトウェアの販売からサービスの販売に移行したために、収益が25%減少したと報告している。