トヨタ自動車はアメリカで、欠陥の可能性のあるタカタ製の助手席のエアバックのインフレーター(膨張装置)を交換するため、約160万台をリコールする。
この動きは、すでにアメリカ史上最大の自動車のリコールとなっていた問題を拡大するものだ。アメリカ政府は5月初めに、対象となる車両がもっと多い可能性があることが捜査で示された後、トヨタを含む自動車メーカー17社が、すでにリコールされた2880万個のタカタ製インフレーターに加え、3500万から4000万個のインフレーターをリコールすると発表していた。
最近追加されたリコール対象車には、トヨタとレクサスのモデルが含まれる。