ドーピング検査の再分析で陽性反応が出た14人のロシア人のなかに、2012年の高飛びの優勝者アンナ・チチェロワ選手を含め、2008年の北京オリンピックでの10人のメダリストがいたと、国営テレビが5月24日に報じた。マッチTVは14選手中11人が陸上競技選手で、4x100メートルリレーの金メダリスト、ユリア・チェルモシャンスカヤ選手も含まれる。残りは、2人の重量上げ選手と1人のボート選手だった。
チェルモシャンスカヤ選手が失格となると、リレーの金メダルはベルギーへ、銀メダルはナイジェリアへ、銅メダルはブラジルへ移ることとなる。