5月の最終週の広島平和記念資料館の来館者数は、アメリカのバラク・オバマ大統領の歴史的な広島訪問の後で、前年の2倍以上の13,389人になったと、同館は5月30日に発表した。
5月27日に平和記念公園で演説をする前に、オバマ大統領は公園内にある資料館に立ち寄った。資料館には原爆の犠牲者の遺物をはじめ、核兵器による攻撃に関する展示品が展示されている。資料館の来館者数は、それぞれ5月28日に6,673人、5月29日に6,716人だった。昨年5月の最終週の土曜日と日曜日の来館者数は、合計で6,609人だった。
資料館には、オバマ大統領が来館者名簿に残したメッセージと資料館に提供した折り鶴についての問い合わせが数十件寄せられた。オバマ大統領のメッセージと折り鶴は、来館者向けには展示されていないが、資料館では今後、それらを展示することを検討している。