ギネス記録をつくるのに取りつかれているインドの男性が、口の中に500本近くのストローを入れられるように歯を全て抜いてもらった。
ハル・パルカシュ・リシさん(74)は、20個以上のギネス記録を達成している。1942年にニューデリーで生まれたリシさんが初めてギネスブックに載ったのは1990年のことで、スクーターに1,001時間乗った記録だった。今はギネス世界記録と呼ばれるようになったその本に名前を載せる情熱から、リシさんは、ニューデリーからサンフランシスコまでピザを届ける、トマトケチャップを4分以下で1ボトル飲み込むなど、奇妙な行動をとるようになった。
身体に施された世界の国旗のタトゥー366個も彼を有名にしたが、リシさんは最も大変だった記録は口の中にストローを詰め込む記録だったと語る。「私は口の中に496本のストローを詰め込んだ世界記録保持者だ。その記録をつくるため、スペースを空ける必要があったので、1本でも多くのストローを口に入れられるようにするために歯を全て抜かなければならなかった」とリシさんは述べた。