我々の隣りの星(火星のこと)の気候サイクルを新たに解明した火星の極地域のレーダー画像によると、火星は氷河期を脱しつつあるという。研究者たちが5月26日に明らかにした。火星の氷は、約37万年前に後退を始めたと、コロラド州ボールダーにあるサウスウェスト研究所の博士課程修了研究者アイザック・スミス氏が主導し、『サイエンス』誌に掲載された研究は述べている。この発見は、NASAの火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)」が集めたデータに基づいている。MROは10年間にわたり火星を周回している。
このアメリカの宇宙機関(NASAのこと)は将来、おそらく2030年代までに、人間を火星に送り込む計画だと表明している。