ノバク・ジョコビッチ選手は6月5日、テニス界の偉大なプレーヤーたちの仲間入りを果たした。イギリスの第2シードのアンディ・マレー選手を3-6、6-1、6-2、6-4で破り、全仏オープンの初タイトルを獲得して、4大大会タイトルを同時に保持したのだ(4大大会を連続優勝したということ)。
ジョコビッチ選手は、4大タイトルを同時に保持した3番目の男子プレーヤーだ。「本当にとても特別な瞬間だった。おそらく、キャリアで最高の瞬間だった」とジョコビッチ選手は語った。
パリで2015年の(全仏の)決勝戦で破れて以来、ジョコビッチ選手は、ウィンブルドンから、昨年の全米オープン、1月の全豪オープン、そして今回の長い間待った全仏オープンに至るまで、グランドスラム大会で28連勝している。
4大タイトルを同時に保持した最後の選手は、1969年に年間グランドスラム(〔2年にまたがることなく〕その年の4大大会をすべて制覇すること)を獲得したロッド・レーバー選手だ。
セルビア出身のジョコビッチ選手(29)は、全豪オープンで6タイトル、ウィンブルドンで3タイトル、全米オープンで2タイトルを獲得している。