科学者たちは、二酸化炭素を、地下深くに埋めることによって、数カ月のうちに石に変え、気候変動に対処するために温室効果ガスを貯蔵する革命的な新手法を提示した。
アイスランドで行なわれたこの先駆的な実験は、排出された二酸化炭素を水と混ぜあわせて、地下数百メートルにある火山玄武岩に注入した―二酸化炭素と水はそこで急速に硬化する。
「我々は、増加する炭素排出に対処する必要がある。これは究極の永久的な貯蔵だ―二酸化炭素を石に戻す」と『サイエンス』誌に6月9日に発表されたこの研究の筆頭著者であるJuerg Matter氏は述べた。