リトアニアのラミーガラ村で6月26日、毎年恒例の美を競うコンテストが開かれ、「小さな斑点」という意味の名前のDemyteという生後16カ月のメスのヤギが優勝した。
約500人が夏の暑さをものともせずに、この北部の村(ラミーガラ村のこと)の伝統的な象徴であるヤギをたたえて、このパレードに参加した。
Demyteの飼い主で、退職した獣医であるFerdinandas Petkeviciusさん(74)が優勝したのは初めてで、これまでに6年間挑戦していた。「このコンテストのための準備をするためにヤギにしていなかった唯一のことは、爪を磨くことだった―もう遅すぎると思ったので」とPetkeviciusさんは語った。花で飾られた6頭のヤギが審査員の前で赤いカーペットの上を歩いた。参加したヤギの何頭かは頑なに歩くことを拒み、代わりに飼い主が運んだ。
ヤギの飼い主たちは副賞のケーキ、はちみつ、書籍、散髪のクーポン券を賭けて競った。