オランダの科学者たちは6月23日、火星の土に近い土壌で育てられた4種類の野菜と穀物が安全に食べられることを確認したと発表した。その土ですべて育てられたラディッシュや豆、ライ麦、トマトなどの豊富な収穫物は、含まれる重金属類が「危険でないレベル」であることがわかったと、ワーヘニンゲン大学の研究チームは述べた。「この驚くべき結果は、とても有望だ」と上級生物学者のWieger Wamelink氏は語った。NASAは、火星への人類の入植地を設立しようと、今後10年以内に火星への有人飛行を計画しており、同様のプロジェクトをアメリカの億万長者であるイーロン・マスク氏と、ドイツの企業マーズ・ワンも行なおうとしている。