アトランタで今月初め、カヌー競技のジョー・ヤコビさんの車から盗まれていた1992年オリンピックの金メダルを、6歳の少女が発見して、ヤコビ氏に返されたと6月20日にヤコビさんは語った。
少女は6月19日に、家族と歩いていて雑木林の中でメダルを見つけた。少女の家族は、ヤコビ氏がスペインのバルセロナでの男子2人乗りカヌースラロームの競技で獲得したメダルが近所のレストランの駐車場で盗まれた後に開設したウェブサイトを通じて、ヤコビ氏に連絡をした。
ヤコビ氏は電話インタビューで、そのメダルは見つかったときにベース部分が失われていたが、ほぼ無傷に見えたと語った。
ヤコビ氏(46)は、講演イベントでメダルを展示するので、翌日のアトランタでのテレビ出演のためにメダルを携帯していた。
ヤコビ氏がレストランの店内にいるときに、駐車場で車に乗った3人の男がやって来て(ヤコビ氏の)車の窓を割ったとアトランタ警察は発表している。ヤコビ氏は妻とともに、メダルを取り戻すソーシャルメディア上でのキャンペーンを立ち上げた。
メダルは元の状態に修理することもできるが、ヤコビ氏は盗難と発見の背後にある物語を思い出させるものとして、このままにしておくかもしれないと語った。