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2016年7月15日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
This week's OMG!

EU may drop English as official tongue (p. 7)

英語も欧州連合の公用語から離脱か

イギリスがこの連合(EUのこと)から離脱したら、世界の第2言語であり、EUの機関で主要な使用言語となっている英語は、もしかするともう公用語ではなくなるかもしれないと、EUの幹部が6月27日に述べた。

非現実的だが、この象徴的な動きは、ヨーロッパ大陸におけるイギリス政府の影響力をさらに減じるだろう。

各加盟国には、EUの言葉を一つ推薦する権利が与えられている。英語はヨーロッパで最も話されている言語ではあり、加盟国のうち3ヵ国の公用語であるが、欧州連合で法的に英語を選定しているのはイギリスだけだ。

「英語は、イギリスが届け出ているので、公用語となっている。イギリスが離脱すれば、EUの公用語から英語がなくなる」と、欧州議会の憲法問題委員会のダヌタ・ヒューブナー委員長は、EUを離脱するというイギリスの国民投票の法的な影響について、記者会見で述べた。

英語は、公用語でなくなるとしても、使用言語としては残るかもしれないと、ヒューブナー委員長は述べ、英語を公用語としておくには、すべての加盟国の同意を必要とすると補足した。

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