約100人の裸の人々が、7月9日に集まり、赤、青、緑、オレンジ、黄色に街を彩って、お祭り騒ぎをした。数十人のアーティストたちは、ニューヨーク市で毎年開かれている第3回「ボディーペインティング・デー」で、裸の身体をキャンバスとして用いた。「ボディーペインティング・デー」は、芸術表現の自由と、自分の身体をありのままに受け入れることを祝福する日だ。
ボディービルダーのヴァネッサ・アダムズにボディーペインティングを施したアーティストのアンディ・ゴルブ氏は、人間のつながりをアートを通じて推進する方法として、ニューヨーク市ボディーペインティング・デーをつくった。彼と他のアーティストたちは、今年のイベントのテーマであるモデルの「内なる美」に触発された芸術を製作していた。
公共の場所で裸になることは、演劇やパフォーマンス、アートショーのような芸術表現の目的であれば、ニューヨーク市では合法である。しかし、ゴルブ氏とモデルのゾーイ・ウェスト氏は2011年、タイムズ・スクエアでのボディーペインティングのプロジェクト中に、逮捕された。ウェスト氏はこの逮捕をめぐって訴訟を起こし、市はウェスト氏に和解金として15,000ドル(156万円)を支払った。