静岡県にある3本の富士山の登山道で、7月10日に今年の登山シーズンが始まった。隣りの山梨県の登山道では9日前に同様に山開きとなっている。
この3776メートルの火山(富士山のこと)は、外国人を含め、多くの登山者を引きつけている。昨年は、約97,000人が静岡県の登山道を通じてこの山に登った。少し曇った空の下、午前9時に富士宮登山道から立ち入り禁止の看板が取り去られると、、登山の服装をした登山者たちは登山道に流れ込んだ。7月10日に山開きとなったほか2本の登山道は、須走登山道と御殿場登山道だ。山梨県の吉田登山道は7月1日に開いている。
登山者数が増加し、この人気のある山(富士山のこと)では環境上の懸念が引き起こされている。富士山を2013年に世界遺産に登録したユネスコは、この山の価値は、登山者数の増加によって圧迫されていると述べている。