スイスの科学者たちは、ザクロに由来する成分にアンチエイジングの可能性を持つ特性があることを発見した。スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究者たちは、『ネイチャー・メディシン』誌で7月11日、高齢のマウスにウロリチンAという物質を与えると、走る持久力が42%伸びたと報告した。ウロリチンAは、ザクロに見られるエラグタンニンとして知られる化合物が消化器官で分解されると、体内で生成される。「我々は、この研究がウロリチンAの健康効果を明らかにし、筋肉の老化を逆転させることを約束するものだろうと、信じている」と、EPFLのパトリック・アービッシャー校長は述べた。