若いドナーや女性からの献血は、輸血患者の病状の悪化につながるかもしれないと、研究者らが7月11日に発表した。この発見は、カナダの輸血患者3万人以上と、献血ドナー8万人以上を対象にした研究を基にしている。女性のドナーから赤血球を輸血してもらった人は、男性の赤血球を輸血してもらった人よりも、何らかの要因で亡くなるリスクが8%高かったと、この研究は明らかにしている。研究者らが、それぞれの性別について若いドナーを検証すると、40〜50歳のドナーに比べ、17〜20歳の人から輸血を受けた患者は死亡するリスクが8%高かった。