日本で最も高級な生食用ブドウの1つである「ルビーロマン」1房が、7月7日に石川県金沢市の卸売市場で行なわれた今年初の競りで110万円の値をつけ、前年の100万円の入札を上回った。
競りにかけられた「ルビーロマン」46房のうち、最も高値だったものは、5月に札幌で夕張メロン2玉に過去最高の300万円を支払ったのと同じ兵庫県尼崎市のスーパーマーケットが獲得した。
「とても光栄だ」と、落札者のくらし快援隊の小西幸丸さん(37)は語った。彼は、これが石川県の農家の方々を元気づけるニュースになってくれればと述べた。
この高級なブドウは、店舗に展示され、無料で買い物客に振る舞われると、彼は言った。
地元の農業協同組合によると、ルビーロマンは、石川県が14年間をかけて開発した高級な品種で、糖度が最低でも18%と高く、ブドウ1粒20グラム以上の重さがなければ市場に出ないという。