世界は、史上最も暑い年になりそうで、大気中の二酸化炭素のレベルは過去最高を記録したと、世界気象機関は7月21日に発表した。
この国連機関は、6月は14ヵ月連続で史上最高の暑さだったと発表した。
NASAによると、2016年上半期の平均気温は、19世紀後半の産業革命以前の時代よりも1.3℃高かったという。
世界気象機関の気候研究プログラムを率いるデービッド・カールソン氏は「2016年上半期にみられた現象は、本当にかなり警戒すべきものだ」と記者会見で語った。
カナダ、ロシア、アメリカのアラスカ州を含む北半球は、異例の高い気温を記録したとカールソン氏は述べた。