民主党全国委員会(DNC)の文書がハッキングされたことによる情報漏えいにロシアが関与していた可能性があると、アメリカのバラク・オバマ大統領は7月26日、この侵害に関して初めての公式発言で述べた。
ロシア政府が大統領選挙に影響を与えようとしているのかどうかを尋ねられ、オバマ大統領は「あらゆる可能性がある」と述べた。
オバマ大統領は、FBIの進行中の捜査について普段はコメントしないが、外部専門家が今回の情報漏えいにおけるロシアの関与を指摘しており、共和党候補者ドナルド・トランプ氏が「ロシアでは」報道で好意的に取り上げられていると述べた。