8月1日に発表された大規模なアメリカの研究によると、ナッツや鶏肉、魚などの低脂肪のタンパク質を食べることは、牛や羊などの赤身肉や卵、乳製品を多く摂る食事とくらべて、死亡リスクが低くなるという。この発見は、多くの健康の専門家が何十年も主張してきたことを裏付けるものだったが、いくつか驚くこともあった。例えば、卵やチーズなどのように高脂肪のタンパク質と赤身肉が多い食事は、こうした食事をとっている以外は健康な人々の死亡リスクを高めることにはつながらなかった。しかし、アルコールの多量摂取や、過体重、運動不足や喫煙といった他のリスク要因が1つある人々の場合、赤身肉を食べることが多いと、死亡リスクが増加する可能性が高かった。