広島市は、原爆投下から71年目を迎えた8月6日、すべての「ポケモンGO」のアクセスポイントが、原子爆弾投下の記憶を留めるための広島の公園(平和記念公園のこと)から削除されたと発表した。
広島市は、この拡張現実のゲーム(ポケモンGOのこと)の開発会社ナイアンティック社に対し、平和記念公園とその施設内に現れる「ポケストップ」などの仮想のアクセスポイントを8月6日までに削除するように依頼していた。
現在、平和記念公園に現れるポケモンのキャラクターはいない。
「迅速に対応してもらえて本当に感謝している」と、広島市の職員は述べた。
カリフォルニアを本拠とするナイアンティック社の日本支社は、広島市に設定の変更について、6日の早い時間に知らせていた。
大人気となっているこのゲームアプリは、日本国外で熱狂を起こしてから先月下旬に日本でもリリースされた。