豚のロデオは動物虐待の一形態であるという批判を受けて、最後の豚のロデオ大会が8月13日に愛媛県で開催された。
西予市で開かれたこの祭りは、約25年前からほぼ毎年開催されてきた。最後のロデオ大会には、12歳から52歳までの40人の男女が日本の多くの地域から参加した。乗った人のほとんどは、3秒もしないうちに豚から振り落とされていた。
この催しは、養豚農家を含む地元の人々が地域の活性化のため、1989年に開始した。しかし主催側は、批判だけでなく、地元の養豚農家数の減少と開催に必要な資金集めの困難から、ロデオを中止することを決定した。
「子どもの頃から豚に親しんできて、これが動物虐待だとは思わない」とロデオの実行委員会の前田剛志さん(66)は語った。