ドバイで着陸を試行中に墜落して炎上したエミレーツ航空機の残骸から無傷で避難した後、モハメド・バシールさんはすでに自分は運がいいと見なしていた。
その後、彼に100万ドル(1億200万円)が当たったと伝える電話がかかってきた。
「私は『冗談でしょう!』と言いました」と、ドバイで彼が働いている自動車ボディ修理工場で笑いながらこの62歳のインド人(バシールさんのこと)は語った。「彼らは『いえ、あなたが当選者です!』と言い、私は『まさか!』と言いました」。
バシールさんは、インドのケララ州と故郷のパリッコールへ向かうエミレーツ航空機に乗る直前の8月6日に購入したくじで、ドバイ・デューティフリーズ・ミレニアム・ミリオネアという宝くじに8月9日に当選した。
飛行機がドバイ国際空港に着陸しようとしたとき、飛行機は滑走路にぶつかり、バウンドして再び地面に激突した。
バシールさんは飛行機の非常口から飛び出して、脱出スライドを滑り降り、振り返ると、炎が燃え広がって他の人々が逃げていた。