モハメド・アリ氏が1974年のWBCのボクシング・ヘビー級で獲得したチャンピオンベルトや、イスラム教改宗についての手書きの書簡などが、9月にオークションにかけられる品物の一部だ。
ヘリテージ・オークションズ社は8月19日、このオークションには、アリが1974年にザイールで開かれ、「密林の決戦」と呼ばれた試合でジョージ・フォアマンに勝ったときに着用していたトランクスも含まれると述べた。ソニー・リストンが1964年にアリにタイトルを奪われたときに着用していたリストンのグローブも、9月10日のオークションに出品される79品の中に含まれる。
アリが1964年に『ライフ』誌に書いた手紙は、イスラム教への改宗とカシアス・クレイという本名を変えることについて語っており、最大で10万ドル(1000万円)の値がつくと予想されると、このダラスに本拠を置く競売会社(ヘリテージ・オークションズのこと)は述べた。アリが「密林の決戦」で着用していたトランクスは、15万ドル(1500万円)、ソニー・リストンのグローブは10万ドルの値で売れることが予想されると、ヘリテージ社は述べた。