任天堂は8月22日、シアトル・マリナーズの株の大部分を6億6100万ドル(660億円)で正式に売却を完了したと発表した。京都を本拠とするこの会社(任天堂のこと)は4月に、同社が完全保有するアメリカの子会社の任天堂アメリカが、マリナーズの運営会社First Avenue Entertainment LLLPの所有権の一部を売却する交渉を開始したと述べていた。1992年に、当時の任天堂の社長だった山内溥氏は、個人としてマリナーズの筆頭株主となっていて、その後、山内氏の株式はアメリカの子会社へ移管されていた。
直近の売却の結果、任天堂が保有するマリナーズ株は10%に減少した。