地球外生命体の兆候を探って宇宙をスキャンしているロシアの電波望遠鏡が、「強い信号」を検知し、科学界の関心をかきたてている。「地球外文明のしわざだと主張する者はいないが、さらなる研究をする価値は確実にある」と、深宇宙探査研究に関するウェブサイト『ケンタウリ・ドリームス』の著者のポール・ギルスター氏は述べている。この信号は、地球から約95光年離れた恒星「HD164595」の方向から届いている。この星は、少なくとも1つの惑星を持つことがわかっており、惑星の数はもっと多い可能性もある。専門家らは、この信号が何を意味しているのか、正確にどこからきているのかを断言するのは時期尚早だと述べている。