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2016年9月9日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
This week's OMG!

Fisherman hauls up world's largest pearl (p. 7)

34キロの巨大真珠を漁師が発見

貧しいフィリピンの漁師が、世界最大とみられる真珠を発見していたが、その価値を知らずに10年間ベッドの下にしまいこんでいたと、地元当局が明らかにした。

地元の観光関連のトップで、その漁師のおばでもあるCynthia Amurao氏によると、彼が海上で嵐が過ぎ去るのを待っていたときに、船のいかりをひっかけた巨大な二枚貝の中に34キロの真珠を見つけたという。

何千万ドルもの価値があるとは知らずに、フィリピン西部パラワン島にあるわらぶき屋根の小屋に、30?60センチある真珠を保管し、幸運のお守りとして木製のベッドの下に押し込んでいたとAmurao氏は付け加えた。

7月に、この漁師は新しい住所に引っ越し、その物体を3輪車に乗せておばのもとへ持って行き、彼のために隠しておいてほしいと頼んだと、Amurao氏は述べた。「この真珠がディナーテーブルの上にただ置かれているのを見てあぜんとした」という。

「私は甥に、価値がわからないんだから、隠しておくなんて無意味だ。隠すのではなく、公開してはどうかと言った」とAmurao氏は語った。

彼の同意の下、その真珠はプエルト・プリンセサの市役所に公開された。

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