1666年にロンドンを襲った「ロンドン大火」から350年を記念して、17世紀ロンドンの木造建造物の大型模型に、火が付けられた。
この長さ120メートルの模型は、テムズ川で9月4日の夜に点火され、高層ビルの輪郭を背景に壮観な炎を出現させた。見物人たちは、水上に浮かぶ建物の模型が火に飲み込まれる様子を写真に収めていた。
火事の再現は、1666年に城郭都市(ロンドンのこと)のほとんどを焼き尽くした大規模な4日間の火事を記念する祭りのフィナーレを飾った。約13,000軒の家屋と事業所がこの災害で損壊した。
このイベントは、アメリカの芸術家のデイヴィッド・ベスト氏とイベント主催者Artichokeが協力して行なった事業の一環だった。Artichokeは、この大火について、パフォーマンスやツアー、レクチャーを含め、6日間にわたって物語を再現するイベントを立ち上げた。