9月6日に発表された国連児童基金(ユニセフ)の報告書によると、世界中で約2800万人の子どもが、暴力を伴う紛争により住居を追われており、ほぼ同数がよりよい生活を求めて住居を放棄しているという。
この報告書は、難民全体の約半数を子どもが占めており、子どもの難民の45%はたった2つの国―シリアとアフガニスタン―の出身だということを明らかにしている。
「子どもたちは当然守られるべきだ。教育などのサービスが利用できるようになる必要がある」と、ジュネーブにあるユニセフの業務局長Ted Chaiban氏は述べた。