頻繁に行なわれる、満足のいく性行為は、高齢男性に心血管系疾患のリスクをもたらすが、高齢女性はオーガズムを感じる定期的な性行為により特定の健康上の問題を実際に予防できる可能性があると、9月6日に研究者らが発表した。「今回わかったことは、性行為が全ての人に同一の健康上の恩恵をもたらすという、広く支持されている憶測に異を唱えるものだ」と、この大規模な研究の主執筆者で、ミシガン州立大学のフイ・リュウ准教授(社会学)は語った。オーガズムの間に分泌される女性の性ホルモンは女性の健康に恩恵をもたらす可能性があるとリュウ准教授は述べた。その一方で、性交渉を週1回以上行なっている男性は、心血管系疾患のリスクが高かった。