イタリアのマッテオ・レンツィ首相の主要な政策である憲法改正をめぐる国民投票が12月4日に行なわれる予定だと、政府は9月26日に発表し、国民投票の結果にレンツィ政権の命運がかけられそうだ。
レンツィ首相は、この憲法改正が、非常に求められている政治的な安定性をもたらすと述べ、もしも有権者が上院の権限を縮小させて地方政府を統制するという彼の提案を否決した場合、辞職すると繰り返し約束している。
しかし、最も直近の世論調査では、反対派が上回っており、レンツィ首相は自身の今後について語ることを拒んでいる。