年を取るのを恐れると寿命が短くなるかもしれないと、国連の保健機関が9月29日に発表した。また、世界中で高齢者を差別する姿勢が広がっていることが新しいデータで浮き彫りにされた。世界保健機関は最近、「年を重ねることについて否定的な見解を持っている人は、肯定的な見解を持っている人に比べて、障害から回復しにくく、寿命が平均で7.5年短くなる」ことを示唆する研究を発表した。
57ヵ国に住む18歳以上の回答者83,000人以上のデータによると、高齢者に対する姿勢は、より裕福な国のほうが否定的だったという。