世界の10人に9人以上が、極度の大気汚染のある地域に住んでいると世界保健機関が9月27日に発表した。この国連の保健機関は、新しい報告書の中で、92%の人が、空気の質が世界保健機関の限界値を超えている地域に暮らしていることを明らかにし、最も強い影響を受けているのは、東南アジア、地中海東部、太平洋地域西部だった。「2つのことが起こっている。1つは、裕福な国々では空気の質がかなり改善されてきていること。もう一つは、貧しい国では悪化していることだ。これが全体的な傾向だ」と、世界保健機関の環境保険部コーディネーターのカルロス・ドーラ博士は述べた。