群馬県太田市の23歳の臨時職員が、国際ゲーム大会で優勝したと嘘をつき、日本の新聞2紙によるこの勝利の誤報につながったことがわかった。
9月28日に、主要な日刊紙の朝日新聞と群馬県で配布されている地方紙の上毛新聞が、この男性についての報道を撤回して謝罪した。男性は、フランスで開かれたこのゲーム大会で優勝したという詳細な説明は全て作り話であったことを認めている。
男性は、9月26日に市役所で記者会見まで開いており、パリで9月20日から21日に開かれたと男性が言うトーナメントにおいて、プレイステーションのゲーム「ギルティギア」で優勝したと語った。
しかし、この報道が出るとすぐに、他のプレーヤーたちがそのようなトーナメントは存在しないことをインターネット上で指摘した。市の職員らに追及された男性は、それが作り話だったことを認め、フランスには行ってないと述べた。
「うかつにも、大会に招かれたという嘘をつき、最初の嘘を隠すために嘘を重ねるしかなかった」と男性は共同通信に語った。