ソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」は、台湾にある銀行と生命保険会社で10月6日に来店客に挨拶をした。
このロボットは、ファーストコマーシャルバンクの台北支店で、社員IDカードを手渡され、一般の人々に会う前に、スタッフとともに(この職場で)恒例の準備運動に参加した。 ファーストファイナンシャルホールディングズ傘下のファーストコマーシャルバンクは、このロボットは主に顧客対応をすると述べた。
ペッパーは同日、キャセイ・フィナンシャル・ホールディングスの一部門であるキャセイ・ライフ・インシュアランスでも仕事を始めた。
1台あたり19万8000円のこのロボットは、受付係や販売係、カスタマーサービス担当者として、日本国内では500社で活用されている。
「台湾は、ペッパーが顧客に直接サービスを提供する日本国外では初めての国です」と、台湾でこのロボットの販売と管理を管轄するペロボット社のジェフ・リン氏は述べた。