ソーシャルネットワーク大手のフェイスブックは10月10日、世界規模での新製品「ワークプレイス」の提供を開始した。これは、イントラネット(企業内ネットワーク)とメールボックス、世界中で仕事で使われているその他の社内コミュニケーションツールを置き換えると、フェイスブックが期待しているプラットフォームだ。このプラットフォームでは、社員がリアルタイムで連携でき、マイクロソフトの「ヤマー」などのような同種のコミュニケーションプロダクツに対抗する意図で作られた。ワークプレイスは、フェイスブックのエコシステム(収益構造)の外で開発され、このソーシャルネットワーク(フェイスブックのこと)とは完全に異なるものとなっている。コンピュータや携帯電話からアクセス可能で、フェイスブックアカウントがなくてもよく、社員はこのプラットフォームに職場のEメールアドレスを使ってアクセスすることができる。