ドイツは男女の賃金格差を、提案された新しい法案により、是正しようとしている。この法案は10月6日に政府の連立与党により大筋で合意された。アンゲラ・メルケル首相の保守政党キリスト教民主同盟は、重要な連立相手の中道左派の政党と協議のうえ、合意に至った。この取り決めでは、社員が200人以上いる企業では、同等の立場にある男性と女性への支払いについて透明性を高くしなければならず、匿名の形式で賃金データを公表しなければならない。500人以上の従業員がいる企業では、男女への賃金を平等にするための仕組みを導入しなければならないと、報告された。