エジプトのギザの大ピラミッドには、これまで知られていなかった空洞が2つあるかもしれないと、X線撮影を用いて何千年も前のこのモニュメントをスキャンした科学者たちが10月15日に発表した。4500年前にクフ王の下で建設されたピラミッドの内部にあるとされる「2つの異質な点」の発見について10月13日に、考古省は慎重な発表をした。このピラミッドにはすでに3つの部屋があることがこれまでに知られている。「我々は今、北面の裏側に隠された『空洞』の存在を確認することができている。この空洞には、大ピラミッドの内部を通る少なくとも1本の廊下のような形態のものがあるかもしれない」と、「オペレーション・スキャンピラミッド」の科学者らは声明で述べた。もう1つの「空洞」はピラミッドの北東側の側面に発見された。