イギリスのベテラン自然学者のデービッド・アッテンボロー氏は10月17日、動物園のゴリラを、そのプライバシーを尊重して、ガラスのパネルではなくのぞき穴のついた壁の後ろで飼育するように求めた。この90歳のテレビ出演者(アッテンボロー氏のこと)は、ロンドン動物園の檻からゴリラが10月13日に脱走した後で話をした。アッテンボロー氏は、動物たちが(プライバシーの)侵害にさらされているのであれば、この出来事は「ほとんど驚くには当たらない」と語った。「アフリカ西部の森では、公開された状況では暮らしていない。人間にじっと見られることもない」と述べた。「おそらく、解決策としては、人間がゴリラをガラス板越しに見られるようにはすべきではなく、ゴリラが見られていることを気づかないようにのぞき穴から見るようにすべきだ」という。