京都の主要な観光地でおそらく盗撮犯と疑われる人々の存在が増えるなかで、警察は駅や寺院、神社での警戒を強化している。
画像を記録する機器がコンパクトであることから、のぞきのテクニックはかなり人の目に止まりにくくなっており、被害者はターゲットにされていることにさえ気が付かない。
京都はカメラを持った観光客で溢れる都市でもあり、だれがのぞき魔かどうかを判断することが難しくなっている。
最新の事件では、大阪の高校の55歳の教諭が10月16日に、有名な清水寺で、女子大学生のスカートの中の写真を撮影したとされ現行犯逮捕されたと、共同通信が伝えている。
被害にあった18歳の女性は、清水寺の境内の急な石段に座っていた。報じられるところによると、田村恵一容疑者は、「景色の写真を撮っている観光客のふり」をしていたと警察に語っているという。
iza(イザ)ニュースのウェブサイト上の報道によると、京都駅でも、のぞき見をする人の数が急増しているという。