シャープは、同社の人工知能の機能を搭載した小型の人型ロボット電話機について、企業向け市場を開拓するという取り組みを強化している。
この日本の電機メーカー(シャープのこと)は、「ロボホン」という名前の2本足のロボット電話機の売上が、5月の発売以降、予想よりも伸び悩んでいる。おもてなしの機能や多言語能力などの機能を追加して、ユーザー層を個人から企業向けに拡大する狙いだ。
ロボホンは、身長が約19.5センチ、体重が390グラムで、音声サービスやカメラといった携帯電話の基本的な機能を搭載しながら、人工知能によりユーザーと会話でやりとりをすることができる。
この電機メーカーによると、10月3日に公開された公式アプリを用いることで、ロボホンは、「(当社へ)ようこそ」と話すなど、会社の受付に近づいてきた訪問者と基本的な会話をすることができるようになるという。