広島カープは、右投手の黒田博樹選手が着ていた背番号「15」のユニフォームを永久欠番にすると、松田元オーナーは10月31日に述べた。
「2つ理由があります、1つは、彼の記録と、今年チームがペナントレースで優勝したという事実です。もう1つは、彼が今日の社会に対し、価値は金銭的なものだけに基づくのではないということを示したことです」と松田オーナーは語った。
黒田選手は広島カープでキャリアをスタートし、1997年から11年間をこのチームで過ごした。メジャーリーグで7シーズン過ごした後、メジャー残留のずっと高額なオファーがあったにもかかわらず、2015年に広島カープに復帰した。「15年後や20年後に黒田選手のことを、日本とアメリカで203勝を挙げた投手としてだけではなく、彼が人々に与えた影響によっても、覚えておいてもらいたい」と松田オーナーは述べた。
黒田選手は日本シリーズの第3戦、日本ハムファイターズとの試合で最後の登板を果たした。