「パリ・エロティシズム博物館」の閉館に伴う、収蔵品のオークションの売上は、11月6日、落札総額は当初予想の約3倍の50万ユーロ(約5800万円)近くに上ったと、競売会社が発表した。男性器が立ち並ぶ「森」や、女性器をモチーフとした南米のオブジェ、もたれ掛かる男性器のような形をしたタイの喫煙具など、ありとあらゆるものがオークションにかけられた。パリの競売会社コルネット・ド・サン・シール社が取りしきった販売作品の目玉の1つは、ロボットとセックスする女性をかたどったスチール製の人目を引く現代彫刻だった。予想落札価格の7000〜8000ユーロ(約81万〜92万円)を大きく上回る3万8000ユーロ(約440万円)で落札された。