北京からベルリンまで、世界中で星を見る人たちが、11月13日と14日に空を進んだスーパームーン ― 70年近くで最も大きく明るい満月 ― に感嘆した。
オーストラリアでは、空を見る人たちの中には、月をもっと近くで見ようと、シドニー・ハーバー・ブリッジに登る人もいた。月はシドニー市の上に浮かぶ雲の中に隠れた。天文学者らは、月は1948年以来最も地球に近づいたと述べた。
ニューヨーク市では、クライスラー・ビルが、このアールデコスタイルの摩天楼の後ろにスーパームーンが沈んだときに、ライトアップされ、ワシントンDCでは、写真を撮る人々がアメリカの議事堂のドームの上に月が昇る様子を捉えた。
見物人たちは、フランス、イスラエル、ドイツでそれぞれ、エッフェル塔、マリア永眠教会、ブランデンブルク門の後ろから月が昇るのを見るために列をつくった。