携帯電話に残った皮膚片や皮脂、手垢などから、あなたのライフスタイルについて多くのことを明らかにすることができ、やがて犯罪捜査で「指紋」代わりに利用できるかもしれないと、11月14日に研究者らが発表した。この研究は、科学者らにスマートフォンから採取することを許可した実験協力者39人に関するものだ。研究者らは、この機器(スマートフォンのこと)に残された多くの化学的な情報を発見した。「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載されたこの研究によると、発見されたものには、抗炎症性や抗真菌性のスキンクリーム、脱毛治療薬、抗うつ薬、目薬などが含まれるという。柑橘類やカフェイン、ハーブ、スパイスに含まれる食品の分子も発見したという。