昨年、5歳の誕生日よりも前に死亡した世界の子ども590万人のうち、60%がアフリカとアジアの10カ国に集中していることが、11月11日に発表された研究で明らかになった。医学誌『ランセット』に掲載された研究は、最新のデータによって、研究対象となった194カ国の中で子どもの死の不均衡が明るみになったと述べた。昨年の590万人の死亡のうち、360万件はアジアとアフリカの10カ国 ― インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、中国、アンゴラ、インドネシア、バングラデシュ、タンザニア―で起こっていた。2つの主要な死因は、早産と肺炎による合併症だった。